2018.5.12.(土) 映画『四月の永い夢』

劇中の音楽を演奏させて頂きました。サントラも発売されています!

世界四大映画祭のひとつモスクワ国際映画祭・邦画史上初のダブル受賞!

2017年6月、モスクワ国際映画祭。『四月の永い夢』は、国際映画批評家連盟賞、ロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞する快挙をなし遂げた。
「詩的な言葉の表現と穏やかな映像を通して人生の大事なエッセンスを伝えているプライスレスな作品」と評価されたのだ。
モスクワ国際映画祭は、カンヌ、ベルリン、ヴェネチアにならぶ“世界四大映画祭”のひとつと称され、2年に1度開催される映画祭。
過去の各賞受賞者には、新藤兼人、黒澤明、小栗康平、熊切和嘉といった錚々たる監督が名を連ねる。
弱冠27歳(映画祭当時)の中川龍太郎監督は、受賞の記者会見でこう語っている。
「今の日本は表では平和に見えるが、同時に生きている実感を持ちづらい社会。そんな中で、悲しみややりきれなさを抱えながらも、
どのように次のステージへ向かっていけるのかということを静かなトーンで描きたかった」。
恋人を亡くしたひとりの女性が喪失感や心の棘から解放されていく姿を、日常の輝きの中で描く『四月の永い夢』。
「派手でなくとも、誠実に生きる」姿をテーマに撮り続けたいという、世界が注目する若き監督の最新作が、いよいよ公開となる。

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